LostInfoランサムウェアの形で推定される侵害事故が発生し、
これにその状況の確認および注意報を次のように伝えます。

LostInfo ランサムウェア

このランサムウェアはLostInfoと呼ばれ、ファイル名.拡張子。{個人UUID}.lostinfoすべてのファイルを変更している様子を見せています。

仕組み

ファイルバージョン

[図1 ランサムウェア実行ファイルコンパイラ情報]

[図2ウィンドウ属性のファイル情報]

ランサムウェア動作の特徴

• C++ベースのランサムウェアで、IWbemサービスを利用したシャドウコピーの確認を進めます。ランサムウェアは暗号化完了後もバックグラウンドで待機し、隠されたGUIを持っています。しかし、GUIでは暗号化されたファイルの情報に加えて復号化機能はない状態で、攻撃対象をランダムではなく特定のターゲットを攻撃後、ハッカーが内容を確認する目的で見られます。

  
  [図3 動的動作中のシャドウコピーの確認]

  
  [図4 動的実行中のGUIウィンドウの生成]

  
  [図5 隠されたGUIを示した様子]

感染結果

ガイドファイルは各フォルダの場所に< Restore.txt>という名前で作成され、暗号化が行われた各ファイルは<ファイル名.拡張子。{個人UUID}.lostinfo>に変更されます。

[図6感染結果]

ホワイトディフェンダー対応

ホワイトディフェンダーランサムウェアの悪意のある行為やブロックの前に暗号化が行われるファイルに対してもリアルタイムで自動復元をサポートします。

[図6ブロックメッセージ]

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