LostInfo ランサムウェア(LostInfo Ransomware)とは？
ランサムウェアセキュリティのために研究開発しているホワイトディフェンダーが分析したマルウェアは、LostInfoランサムウェアです。
ロストインフォ（LostInfo）ランサムウェアは、すべてのファイルデータを暗号化してアクセスできないようにします。たとえば、「photo.jpg」というファイルは「photo.jpg.{個人UUID}.lostinfo」に変更され、「sales.xlsx」は「sales.xlsx.{個人UUID}.lostinfo」に変更されます。
この攻撃プロセスが完了すると、ファイルを含むすべてのディレクトリに「README.TXT」というタイトルのランサムノートが作成されます。
この身代金メモには、復号化ツールを購入したり、攻撃者に連絡する方法が記載されています。

身代金メモ（ランサムノート）の概要
README.TXTファイルを開いてみると、ファイルが暗号化されていることがわかります。復号化するには、第三者に要請せず、12時間以内に連絡すれば50％割引をしてくれるそうです。また、身代金を支払わない場合は、暗号化されたファイルを他のサイバー犯罪者と共有することを脅かします。